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卓721 風渡る空を抜け

水越 卓治 2023.07.21

その日の体育館は、何かが違いました。
(※:第一体育室)


( 2023/7/19  11:59   1号棟3階と、体育館棟との連絡通路。奥は毎度おなじみ、第一体育室。 )

第一体育室の扉から…、


( 2023/7/19  9:45 )

それはまるで、


( 2023/7/19  9:45 )

三田寛子さんのデビュー曲
(「かけてきたおとめ」で、合っていますでしょうか…)
を連想するような光景が。


( 2023/7/19  9:45 )

1学期終業式の前日。
今年も6年生(高三)の「スポーツC」選択生徒が企画した、
「全校スポーツレクリエーション大会」でヒートアップ。

バスケ、バレー、ドッヂボールなどのお馴染み球技の数々に
興じる前に、このたび新登場の種目「かくれ鬼」。

5分ほど前に校内各地へ散っていった他学年生徒を追い、
鬼役の生徒たちがスターティンしたところの…。
この回は、6年が鬼。下級生をさがして走ります。

なお、隠れまくった甲斐なく、あわれ、見つかっちゃった生徒
は、投降のしるしに鬼役に、ハチマキを手渡すというルール。

さて、2分後…。


(2023/7/19  9:47 )

片手に四、五本のハチマキをせしめた6年生の軽やかな走り。
奥の方の教室に隠れていた下級生に出会えたしるしの模様。

この6年生の後をつけたわけではないのですが、
ほどなくあとに、図書室に行ってみますと…。
**

( 9:49  スポーツ大会中ゆえ、図書室内は基本、消灯中…。 )

閲覧室に入って右を見ますと、あら。


( 9:49 )

投降した数名の5年生たちの姿と、
ハチマキというよりはもはや、君はバナナを収穫してきたのか
と言いたくなるようなボリュームになったハチマキの束を、
さきほど出会った6年生の姿が…。

その6年生が向かった先は、気配を感じたのか、
今の図書館ではあまり活用されていない、カード収納庫付近。

するとそこからまた、驚きの光景が…。


( 2023/7/19  9:50  上掲の歌詞にある「はにかみやさん、出ておいで」を地で行ってしまっています。 )

このときこの6年生がかけていた言葉は、
「まさかそんなところに隠れている…?」
「(体勢が)苦しいでしょ。早く出ておいでよ。」

後輩たちにはちょっと厳しめな生徒なのかななどという印象
を、ほかの全校活動の様子から見て、少し抱いていた私には、

このときの慈愛に満ちた声掛けはとても新鮮だったのと同時に
自分の偏見を反省する瞬間でもありました。

この6年生のみならず、一般にほとんどすべての上級生は、
厳しさと慈悲の両面・両極を、様々な学校生活を通して、
逞しく育んでいる、…ということでしょう。
やはり、異年齢集団の活動機会はいつになっても貴重です。


( 2023/7/19  9:59  ビブス(ゼッケン)を付けていない生徒は4年生。)

「見つけてくださってほんとうにありがとうございます。」
と言う4年生たちの姿勢にもまたじんわりと来ました。

というよりほんとうにきつい状態だったからとも思いますし、
世界の他国でこうした窮屈さが日常の人々のことも思います。

もし見つからなかったら、夕方の番組などで、
「きょう午前、茨城県にある・・・」とか報道されてしまって
いた…という事態は、ありそうでいてまったくないと信じます。

中略しまして、本校はどうしてでしょうか、どの学年の生徒も
みんなドッヂボールが大好きで、ある年のスポーツ大会は、
ドッヂボールのクラストーナメント戦だけ!、というときも
ありましたが、近年は開催種目が多彩化し、
進化している感があります。

そのドッヂボールの最強クラスが最後に
「教員チーム」と闘うという…。
やはり、教員もいっしょに同じことに取り組む場面
というのは、生徒のみなさんすごく好きみたいです。

私も、戦場カメラマン(といってもスマホで)しながら、
わんぱくな5年C組と先生方と挑みまして…。






( 2023/7/19  12:01~12:07 )


結果は聞かないでください。

教員チームが勝ってしまひました。
おとなげないの一語が脳裏をよぎりながらも、結果的には。
ギャラリーからの「サイテー。」などの賛辞も飛び交う中で。

とはいえ最後はみんなにソーダバー
(ちなみに得点が上位に輝いたクラスには少しいい氷菓が)。



( 2023/7/19  12:20, 12:22 )


というわけで、1学期のメインの活動は概ねおしまい。
次年度も後輩たちがこれをブラッシュアップして継ぐのかも。

会食(毎日の全校給食)も1学期・ラスト。



( 2023/7/19   12:49~12:51  キーマカレーとサラダ。 )


その日の夕暮れは、


( 2023/7/19    19:11 )


ひょうたん島でもない、
モンサンミシェルでもない。

ただここでしか仰ぎ見ることのできない光を幾秒間か堪能し、
わたしも帰途に就きました。



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