３月４日（土）に強行された「卒業証書授与式」の主役は、もちろん、中学校 第37回・高等学校 第38回の卒業生たちですが、その舞台裏で大活躍していたのは在校生たちでした。

在校生たちの思いは一つ！ 「先輩たちに感謝の気持ちを伝えたい!!」在校生の溢れる思いをご紹介します。題して、『卒業証書授与式 舞台裏のものがたり』。

＜卒業式 ３日前＞

式典会場の設営をしたのは、４年生（高校１年生）たち。広い体育館に緑のシートを敷いて、パイプ椅子を等間隔でまっすぐに……。代表生徒が上り下りする中央の階段もきれいに掃除してくれました。

＜卒業式 前日＞

式の予行の後、在校生主催の「卒業生を送る会」🌸 何日も前から準備していたメッセージボードには、在校生全員と教職員からのはなむけの言葉が寄せられていました。卒業生たちの絵顔がいっぱい詰まった動画、そして、卒業式の胸花がプレゼントされました。

メッセージボードを作成したり、動画を編集したりと、明和会（生徒会）の役員たち中心に、計画的に準備をしていました。

そして、卒業生たちが下校した後、校内の装飾作業……。

何日も前から花を準備し、写真を集め、卒業の日を祝う装飾で校内が彩られました。

＜卒業式 当日＞

式典に出席した後、お赤飯のお弁当を食べて、式会場の撤収と卒業生たちの見送り……。吹奏楽部による『You Raise Me Up』の演奏と花束と温かな涙で、巣立ちゆく卒業生たちを見送りました。

コロナ禍で様々な制約の多い中で、３年間の学校生活を送った卒業生たち。コロナに負けずに多くのことにチャレンジして、よりよくより楽しい学校生活を作り上げきました。在校生たちはその背中を見て、多くのことを学び、更に前に進もうとしています。

卒業生たちの〝最後の一日〟を彩るために、在校生たちが大活躍！

河津桜も咲き揃い、在校生たちに力を貸してくれた３日間。舞台裏のものがたりをお届けしました。