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卓567 75年の経過

水越 卓治 2020.08.07

8月。
少年時代の自分には、
海だ、山だ、変身だ、と思った季節でした。

それであると同時に、
小6時の担任の先生、自分の亡母、etcから、
1940年代にあった経験を、幾百回も語られた記憶。


( 2020/8/2  7:45  梅雨明けの青空には、何かメッセージがありそうな。 )

2020年です。
とはいえやはり、何もかもが異例。

報道番組の中味も、
例年の各種熱闘スポーツ!の尺は、コロナ関連!に。
関東の梅雨明けも、まさかの8月1日。



( 2020/8/3  8:08  日差し強しクン です。 )


火曜は松戸校(秋山校)の先生方が来校し、
合同研修会。



( 2020/8/4  14:01 )

私の属した班では、
食育や食堂スペースに関する模索を数時間。

最後にカフェスペースを先生方にご紹介しました。
昨秋、後援会本部役員の皆さんが4~5回ほど、
時間を割いて、協働でDIYしてくださった空間。



( 2020/8/4  16:41 )

ちなみに松戸校は同日(火曜未明)、
日テレのマツコさんが出る番組にて、私学の制服の話題で、
四半世紀以上前の撮影画像が紹介されておりました。

取手校では、木曜からプチ勉強会。
ICT教育推進部の先生方が主催。
8/6~11に計8回、お好きな1時間に1,2回…で。


( 2020/8/7  10:45 )

私はきょう10:00のに、後藤先生(保体)・
西浦先生(英語)・オンラインで津崎先生(国語)
と参加。

4・5月に展開したオンライン授業と、
6・7月に校内実施のオフライン授業について
情報交換。
8/21の校内研修運営の基盤とするようです。

同席した他教科の先生方から得られた情報が
やはり大いなる収穫でありました。

私の方はというと、
採ってみた改定とその効果や、見えてきた課題など、
こちらに文字化するとなると、無いようでいて、
結構あるある…な量になりそうですので、
今号での表記は割愛します。



( 2020/8/7  11:10)

そんなこんなでしばらくお休みを。
退勤時は、駐車場前の風景をまじまじと…。




( 2020/8/7  13:08~13:17 )



8月6日(木)の朝8時台はラジオで、
「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」を。
…「平和記念式典」とも称されています。

広島の惨禍を描いた劇画である
『はだしのゲン』(故・中沢啓二作)の少年ゲンも、
今年は82~83歳となるようです。
内容のほとんどが、著者の原体験。
目を覆いたくなるような場面が幾百も続く作中で、

「被爆後75年は広島には草木も生えない」と言われていたのに、
翌年辺りにでしたか、草が芽を出しているぞ!と
彼らが驚嘆する場面。 …「75年」とは何だったんでしょう。

今年がその、1945年から75年の夏になります。

式中の辞においても、このことが採り上げられており、
75年経った今、核兵器を保有する国がいまだに
あり続けることを憂いた訴えが強く印象に残ります。

「自国第一主義」に陥ることなく、
「連帯」して脅威に立ち向かうことが、
今年のコロナ禍に共通するのだという見解も、
聴いていて重くのしかかりました
(百年前の大戦時、スペイン風邪で数千万人が
犠牲になったのは、当時の国家間対立が起因)。

国家、国民の意志がそれらを決定します。

それでもなんだか、
75年間も戦争・戦闘・紛争に
巻き込まれずに今日まで来ている、どこかの島国で、
その事実に対し、
「あ、そうだったの」
「知らなかった」などという声が、
年齢層を問わず、微塵でも聞こえてきてしまっては、
真のグローバル(地球市民的)教育の原動力に係ります。

これだけ叡智や技術が豊かな環境下で、
どうみても、敗戦で得た平和の共感は
風化している可能性も多大です。
専門だけでは、維持してはいけないのです。

公立・私立、関係なく、
「自国第一主義」のミニチュアのような間違った教育が
普通にまかり通っていたりなどしちゃいないだろうか。
…他国から顰蹙を買う材料になっちゃいないだろうか
(あくまでも、市民レベルでの思いです)。

昨秋はローマ教皇・フランシスコが、
4年前は、バラク・オバマ前・米大統領が広島を訪問。
共通して、
「思いと共にこの地を歩むこと」を語られています。



( 1980/12/22  朝8時台 中3のときに気ままな旅で訪れたっきり。このとき戦後35年、今より終戦に近かったのか。 )


八月中旬の国内の様相を毎年見るにつけ、
この道はありやなしやと、
方々からの景を見ながら思いにふけります。
今年はいかに。





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