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卓556 動画の時代

水越 卓治 2020.05.22

きょうも、
ロ〇ト製薬を思わせる校舎に向かう、お昼前。



( 2020/5/22  11:28 赤信号で停止中の、景。 )

自宅で2校時に、5年生(高二)の授業を終えて、
学校でないと処理するわけにはいかないお仕事を、
「在宅+時短」扱いにて始める・・・、そんな日です。

全国で、緊迫した時分を経られている皆さんの
心のうちを思いながら。ある意味今は、
おおむね戦時中です。



( 11:28 )


自席に着いてすこし後、ひっさびさに、
2階の社会科準備室へ向かうことに。



( 11:55 ザ・近道、図書室階段受付素通り )

思えばしばらくぶりの路。
右手のカウンターの明るさは、
その右奥に控える吹奏楽連盟事務室から。

2階廊下を西へ進むと、
左に音楽練習室。
アップライトピアノの個室が20。
きょうは調律師の方の姿が。


(以前お客様に「アップライトピアノが」とご案内すべきところ、「アップダウンピアノが・・・」。10問正解でハワイ旅行なピアノの予感。)


右に見下ろす吹き抜け壁面に、
ひたすら静かな世界時計。




2階廊下の西端、社準の中へ。



( 2020/5/22  11:58 )

よく、学校の理科室といえば、
人体模型のおどろおどろしさが定番ですが、
学校の社会科準備室の定番とは?

本校ですと、映っているものだと、
埴輪、土器、地球儀、映像ソフト…。
映っていないものだと、
巻いてしまってある掛図、物産標本…。


でも、量では家庭科や美術科に負けますね。

いちばん惜しいのは、映像ソフトでしょうか。
多々あるVHSビデオテープが再生上映できません。

ダビングはもちろん著作権的に問題もあり・・・。

1990年代ですと、テレビのオンエアをVHSに録画し、
見てもらいたい部分を編集して、地理や世界史の授業で、
教室のブラウン管テレビに、ビデオレコーダから上映して
授業を展開していました。
それも厳密には、著作権的にという話になりますが…。

思い出深いのはやはり、
1995年にNHKで1年間オンエアされた
「映像の世紀」のシリーズです。

今なら「動画の世紀」で通じるところですが、
初めての動画が登場したのが1895年、
ほんの40数秒間のものがフランスで登場します。

やがてそれは、絵画や写真を超えて、
王族から大衆に至るまで、人の目を楽しませる
媒体へと誰もが知るものとして普及しますが、

1910年代から30年にもおよんだ二度の世界大戦と、
それに至るまでの各国での思惑や実状まで映す一方、
芸術として傑作が誕生する映画文化にも発展します。

戦後は、テレビジョンやビデオ録画機の登場で、
動画文化はさらなる発展に至るわけですが、
全12巻のシリーズに共通するのは、
生きた世界史の記録であったことです。

URLをご紹介します。 NHKオンデマンド 「映像の世紀」

 

その放送から四半世紀となる今年ですが、
動画の歴史は、私が勤めている期間にも
激変を感じます。

10年に1度ペースで、周年行事が企画されますが、
その際、過去の記録などを探索したりしておりますと、
平成初期の静止画(写真)の記録が、
一眼レフで撮ったいた先生のフィルム記録を除くと、
あまり見つかりません。

この時期は、ハンディーカムなどの商品名で、
カセットテープによる動画撮影が大衆化し、
職場でも家庭でも、在来の静止画に替えて、
とにかく動画で撮ろうとする傾向に変わりました。

しかし、ダラダラと撮った動画を再生して視る時間が、
静止画のアルバムをめくって眺めるよりも
結果的には疲れることに気づき始め、

PCに詳しい人が使う感じだったデジカメへの距離感も、
いつしか、携帯・スマフォの撮影機能の大衆化に
とって替わり、やがてWebが固定電話以上に普及しますが、

それまで撮り(録り)溜めたビデオ動画が、
再生ハードウェア機器のメーカーによる転換に伴い、
再生できずにお蔵入りか廃棄になるという記録の危機も
すでに迎えています。ダビングコピーもすべては無理。

2010年代に入ると、
動画に見応えのある編集を加え、Webに
アップロードして生計をたてる人が登場しますが、
新聞・雑誌・ラジオのみならず、
テレビ番組の制作までおびやかすようになります。

ここまで20数行記した変化は、
上掲の「映像の世紀」の続編とされるような事象と
考えられますが、

この2020年の1~5月に起きている、
動画文化の変化も、書き足されるべき事象です。

新型コロナ感染対策に伴う緊急事態宣言により、
映画もテレビ番組制作もストップ。
ドラマもバラエティ番組も、収録は停止。

文化史的な異変の一つでしょう。

出演者は自宅から分割画面でオンライン出演。
または、過去の傑作選の再放送。
どちらも前代未聞です。
追い込まれた中での、苦渋と最大限の決断。

教育現場では、
大学・高校・中学校・小学校の授業も、
同期、非同期などありますが、
動画録画の再生で行う現場も出ています。

動画が誕生して125年。
「映像の世紀」オンエアの1995年以降、
現在にいたるまでの四半世紀も、
急変をし続けているような気がします。

今週流れていたNHKの朝ドラで、
コロナ感染で世を去った、名匠・志村けんさんの、
山田耕筰をモデルとした?大物作曲家の演技に、
歴史的な何かに見守られる寂しさを、身心感じます。

 

 

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