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文学国語フィールドワーク その1

生村 伸子 2023.12.22

5年生の選択科目「文学国語」では、2学期に「こころ」と「舞姫」の読解&鑑賞を行った関係で、冬休みにフィールドワークを2回実施することになりました。

第1回目の今日は、10時に千駄木駅に集合して、まずは森鴎外や高村光太郎も好んだという「菊見せんべい」へ。
煎餅を味わいながら「三四郎」達が菊人形見物にでかけた団子坂を上り、観潮楼=森鴎外記念館へ。
ちょうど千駄木の鴎外と漱石の企画展中で、みんなとても熱心に見学していました。

観潮楼から薮下通りを経由して漱石猫の家跡へ。甘党の漱石も食したと思われる御菓子司「一炉庵」に立ち寄ってから、映画「舞姫」の撮影にも使われた根津神社を参拝しました。

「青年」に登場するS坂を上り、「青年」の散歩道をたどって東大に到着。ハチ公と上野博士の像を見てから農学部資料館へ。ここには、ハチ公の内臓が保管展示されています。
東大構内を散策しながら目指すは「三四郎池」。三四郎はここに居て、美禰子の登場はあそこだよね、、などど言いながら池を一周。思った以上に体力を使いました。

「雁」の舞台になった無縁坂を下って、不忍池がゴール。
上野駅に向かう途中に正岡子規記念球場もしっかり確認。盛りだくさんの4時間コースのフィールドワークとなりました。

今回のフィールドワークの事前学習として漱石と鴎外の作品にたくさん触れてきましたが、休暇中にまだ読み終わっていない作品に挑戦してもらえたら嬉しいです。
次回は1月。早稲田の漱石山房〜雑司ヶ谷方面です。
選択者以外の参加も大歓迎です!