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取手聖徳女子中高の「小さな秋」🍂

張替 起子 2021.10.07

10月に入り、生徒たちの制服が「合服」期間に入りました。

合服期間は、生徒自身が「夏服」か「冬服」かどちらかを選択して着用します。以前は10月1日が「衣替え」で、一斉に冬服着用に切り替えていましたが、昨今の気候変動に対応し、各自の状況に合わせて選択できる期間が設けられました。

汗ばむほどの陽気が続いていたためでしょうか、昨日までは圧倒的に「夏服」の着用率が高かったのですが……。朝から肌寒くなった今日は、「冬服」率も大分高まってきました。この生徒たちの服装の変化からも、季節の歩みを感じます。

二十四節気の「寒露」を迎え、校庭のあちらこちらで「小さな秋」を感じるようになりました🍂

赤く色づいた花水木の葉っぱ。

秋の陽に照らされて、きらきらと美しく揺れています。

かすかに香る金木犀の花。今年2度目の満開を迎えています。

流れる雲にも、秋を感じます。

前庭のロータリーの銀杏の木は、うっすらと金色に色づき始めたようです。

「錦秋」はまだまだ先のようですが、「小さな秋」満載の取手聖徳女子中高です。

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閑話休題、最後に心がほわっと温かくなった出来事を一つ。

取手聖徳の正門は3枚扉で、片側が折戸になっています。これまでは、その折戸が開かないように鎖を巻いていたのですが、雨で傘を差し、しゃがんだりしながらの作業は、鎖が重いし巻きづらいし、なかなか大変でした。

見かねたビル管理の方が、昨日、軽いワイヤーを固定してくださって、作業がとっても楽になりました。

「誰に頼まれた訳でもないのに、誰かが大変そうだったら、何らかの解決策を考え実行する。」今回のことだけでなく、取手聖徳にはそんな雰囲気があります。小さなワイヤーが強い絆に見えました。