昨日まで太陽の強い日差しがジリジリと肌を刺し、その光にはずっしりとした重さがあって、ちょっと動くのさえ億劫になっていました。

それなのに、8月も終わりだととっくに気づいていたのでしょうか、今日になっていろいろなモノに目を向けてみると、彼らは９月の準備を確実にしていたようなんです。

気がつけば、周囲の田圃の稲たちは黄色くなりはじめ首をたれているものもります。

夏休み前は、あんなに緑がまぶしかったのに・・・

時は確実に移ろっていたということです。

人間（私だけですかね）って、いろんなものを見ているくせに、

とてもいい加減な見方をしてしているということを思い知らせてくれます。

ふらふらと、写真を撮りながら歩いていると足元で「ブチッ」と音がしました。

「ん？」

何でしょうか？

「ヤマボウシ」とあります・・・

なるほど・・・

この後、段々と紅葉していくようですね。そういえば、ついこの前見た時は白い花をたくさん咲かせていましたっけ・・・

私はここでも、時の流れに置いてけぼりを食ってしまっているようです。

そうそう、生徒玄関の朝顔はどうなっているでしょうか？

 

 

 

 

まだ、咲いています！

 

「ん？」

 

 

 

 

おや！

ここでも、時はしっかりとその足跡を残していこうとしています。

さて、明日から学校は２学期です。

とはいっても、今年は校舎の中がちょっぴり寂しい新学期になりそうです。

それでも、時は私たちを待ってはくれないみたいです。

コロナ禍が続くこの先、いったいどうなるか不安はありますが、その日その日をしっかり生きていくことの大切さを忘れてはいけないと、まわりのモノたちが囁いているようです。

さあ、動き始めますか！