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イタリアと日本を結んで 📡 第1回 オンライン国際交流会

2020.08.19

8月18日(火)16:00からzoomのミーティング機能を使用して,初めてのオンライン国際交流会を開催しました。今回は,イギリス在住,現在イタリアで休暇中の鹿倉さん・エンリコさんご夫妻にご協力いただき,本校からは中学生が3名,高校生が6名参加しました。

初めは生徒たちの方から自己紹介を行い,その後は,お二人のバックグラウンドやお仕事についてお話をいただきました。

鹿倉さん・エンリコさんは長唄三味線・パーカッションという専門性を持ちつつ,『 Conductive Music (詳細はこちら)』 という会社を経営されています。ICT技術を駆使し,音楽を通して,困難を抱えている子供たちが小さな成功体験を積み重ねて自分を大切にする気持ちを取り戻し,新しい世界に一歩を踏み出すチャンスを提供するお仕事です。

「子供たち一人ひとりを注意深く見守り,忍耐強く待つ」とおっしゃっていたお二人。その温かなまなざしを本校の生徒たちも注いでくださり,だんだんと生徒たちの緊張もほどけたようです。話題は食べ物・国際結婚・医療体制・貧困問題と多岐にわたりました。

以下は,生徒たちの振り返りの一部です。

日本と外国の貧困の状況は違うのかと思っていたけれど,子供たちが抱えている問題や悩みは似ていると思った。また,子供たちを貧困の連鎖から救うために,こんな仕事があるよとか,その仕事をするためには,まずこうすればいいよ,などと教えるのはとても良いと思った。

国際結婚をしてみたい。旦那様は,日本人とはまた違った魅力があふれていた。偶然出会うなんて,運命だなと思った。

人間は,人と違うところばかりを探しがちだけど,人と同じところにも目を向けるべきだと思った。

外国のことを知ることができてよかった。貧困層のイギリスの人々の状況や子供たちの状況を少し理解することができた。その背景まで教えて頂けて勉強になった。

生徒一人ひとり,それぞれの気づきがあったようです。終始笑顔でお話しいただいた鹿倉さん・エンリコさんご夫妻に感謝申し上げます。今後もオンライン国際交流会は続きます。ひとりでも多くの生徒たちが,この活動を通して新しい出会いや気づきを楽しんでくれることを祈ります。

 

 

ご夫妻が8月26日16:00〜タイの音楽大学で行われるオンラインイベント”PGVIS2020”で開く

ワークショップのご案内です。

音楽ビデオゲーム作り,そしてこのロックダウンの状況を経ての教育のデジタル化に関する講演です。

無料,日本からももちろん参加できるそうですので,夏の経験の一つとして,ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらをご覧ください。→PGVIS2020