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イギリス語学研修 7月11日(木)ドラマレッスン

2019.07.13

今日の午前中の授業では、イギリスのマナーに関してのトピックが組み込まれていました。

テーブルマナーやレストランでの丁寧なオーダーの仕方など、ロールプレイを組み込んでレッスンが進んでいました。みんな英語レッスンにも慣れてきて、より一層熱心に授業を受けています!

午後は2つのグループに分かれて、「ドラマレッスン」の特別授業を交互に行いました。

「ドラマ(アクティング)」は日本人にはあまりなじみのない科目ですが、イギリスでは小・中学校から授業の必修科目として「ドラマ」の授業があります。このレッスンでは、大勢の前で話す際に必要となる技術や、感情を豊かに伝える表現力、クラスメイトと一緒に課題に取り組むチーム力が培われます。今日皆さんにドラマのレッスンをしてくださるのはチェルトナム出身のキム先生。ステージ・アート(ダンス、アクティング、イベントアレンジなど)が専門で、3歳からダンスを習っていらっしゃり、現在はロンドンでプロのダンサーとして活躍なさっています。

「ドラマのレッスンは体を動かすだけでなく、そこに‘言葉’が加わることによる効果が見られるので楽しいですよね。みんなが楽しんでレッスンを体験してくれるように様々なアクティビティを用意しています!」と、はつらつをした笑顔でみんなと対面してくださいました。

 

まずは円になって座り、自己紹介から。そして、体を使ったアクティビティーでウォームアップです。

円になって、先頭の人が考えたアクションを順番に真似ていきます。順番が進むにつれて、オーバーなアクションが求められます。「エネルギーがどんどん大きくなっていることをイメージして!表情や体を好きなように動かして、好きに動いてみましょう!スピードも大切です!」始めは慣れないレッスンに、なかなか積極的になれない人もいましたが、キム先生のパワフルな指導に乗せられて、みんなどんどん笑顔になりました。

ドラマのレッスンでは、感情をダイナミックに表現することで、自分の伝えたいことや感情を効果的に観客に伝えることも一つの大きな目的です。「アイコンタクトがとても大切です。」「各自が自分のアイデアを考えて表現しましょう!」「表現したい感情が相手に伝わるようにするには、適切な顔の表情や声のトーン、大きさなどが重要です。同じことを言っても声のトーンで意味が変わってきます。」と、アクティビティーを行う際にキム先生がするアドバイスには、普段の自己表現にも応用できる内容が沢山組み込まれています。

そのほかにも、チーム力を養うためのアクティビティーをいくつか行った後、4,5人のグループを作り、各グループで選んだ映画を簡単に演じ、他の人たちに何の映画かを当ててもらうというアクティビティーを行いました。

ほんの2分程度のアクティングですが、「ハリーポッター」「シンデレラ」「ピーターパン」「ドラえもん」など、みんなよく考えて上手にアクティングができました。

キム先生も、「みんなとても一生懸命レッスンを受けてくれました。この機会に、ドラマレッスンを楽しんでくれていたら嬉しく思います。」とおっしゃっていました。

 

最初のうちは戸惑い気味の方もいましたが、レッスンが進むにつれて徐々に恥ずかしさや緊張もほぐれたようです。

皆さん「楽しかったです!」と笑顔で帰路につきました。